エデンの東
『『エデンの東』(エデンのひがし、英: East Of Eden)は、アメリカ合衆国の作家ジョン・スタインベックが1952年に発表した長編小説。 旧約聖書の創世記におけるカインとアベルの確執、カインのエデンの東への逃亡の物語を題材に、父親からの愛を切望する息子の葛藤、反発、和解などを描いた作品である。
1955年、エリア・カザン監督、ジェームズ・ディーン主演で映画化された。主演は、映画初出演のジェームズ・ディーンで、この作品で名実ともに一躍スターの地位を不動のものとした。第28回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞にノミネートされて、ジョー・ヴァン・フリートがアカデミー助演女優賞を受賞した。また第8回カンヌ国際映画祭劇映画賞も受賞している。